対応年数30年か?100年か?
対応年数26年と言われる現代住宅!なぜそんなにも短いの?まずこれを真剣に検討する必要があります。
現代住宅で多く使われている杉材でも樹齢60年ぐらいああるものがあります。年輪一つに対応年数一年!つまり60年間は長持ちすると言うことになります。それがなぜ26年と言われるのか?
昔の建物は杉材を使って100年近く長持ちしている家もたくさんある中なぜ?
対応年数が半分も縮まっています。
昔の建物は風通しが良く梅雨時でも痛まないような夏場仕様の長持ちするような設計になっていました。瓦屋根や自然素材で調湿効果、断熱効果、防火、耐震、全てを兼ね備える土壁、漆喰仕上げ、構造材に最強の塗装ともいってもよい自然塗料の漆塗り、実に理にかなった設計です。先人の人たちは凄いですね。
長持ちする家には理由があるのです!
現代の住宅はクロスとベニアで囲まれた住宅が多くなってきたように見受けられます。
クロスと構造用合板だからといって悪いって事ではないです。それは耐震性能や気密断熱を上げる事に繋がったり、それぞれの特性があるからです。大事なのは北陸で長く住むにはどれが適しているか?という事になります。
雨の多い北陸の住宅では特にしっかりとした対策をしないと湿気の原因や雨の侵入のトラブルの原因となり対応年数を縮める事になります。
中途半端な高気密高断熱では逆に結露を起こし、腐れや白アリ被害の原因になり耐震性能は機能しなくなります。
コストや耐震、気密も大事ですが、耐久性という面では短すぎるんではないでしょうか?
だけども寒い家には戻れない
いくら長持ちする家だからといって昔の日本家屋のような寒くて隙間だらけの家にはもはや住めない。高気密高断熱で夏も冬も快適で室内環境も整った先には皮肉にも対応年数が落ちているという落とし穴が…
昔の建物+現代の住宅+高耐久住宅
時代は昔に戻るといいますが、実際にはなかなか戻れない。残るものと変わるものがある。
それは昔と今では生活そのものが違う。
現実には昔の考えをもとに現代の住宅を合わせて、この先どういう家を作っていくかという事。前に前に前進し進化し続ける事だと思います。
安心で100年住める家づくりを最大コンセプトに考え抜いた答えは健康で安心で長く住める家だった。
住宅を長持ちさせる秘訣!高気密高断熱、結露対策、通気工法のモデルは昔の建物である。昔の建物を知る事が新しい事につながる
なぜ100年なのか?
木曽天然檜
圧倒的な年輪の細かさと、その性質や香り、水や腐れにも強く、フィトンチッドにより、虫や害虫から身を守り、耐震性や耐久性が落ちない。最高の建築材を自然乾燥を経て加工し適材適所で作り上げていく。100年住めるの軸となる。
工法
耐力面材や金物は補強材として考える。安全側に設計。
まずは骨がしっかりとしていなければいけない。いくらまわりに肉付けしても骨がない家は弱い。耐震設計は当たり前で、その先の耐久設計を考える事が必須だと考えます。
考え方として60年、100年住むにはどちらを選択しますか?という事です。ここから逃げずに真剣に考え抜く!
新建材の補償はメーカーが出した10年補償がほとんどです。見えないところだからこそ考える必要があります。
26年後に膨大な費用と不安を抱えるリスクの方がコストダウンより大きくないですか?
100年住むには?から逃げずに真剣に考えぬく
材料+工法[考え方]
自社では60年、100年後も変わらず住み続ける事ができるよう設計計画しております。
しなりがあって強い「耐震性」
伐採後200年間強度が増す「耐久性」
ヒノキが建築材として使われているのには、抗菌作用による防腐効果や、防虫効果だけではありません。もう1つ注目されている大きな理由が、その強度特性です。
ヒノキは伐採後に200年間強度を増していき、伐採時の120%ほどまで強度は上がります。その後長い年月をかけて非常に緩やかに強度は落ちていきますが、その低下具合は1000年で20%ほどです。1200年の時を経ても伐採時の強度と同程度に戻るだけなのです。
現存する世界最古の五重塔として知られる法隆寺の塔は607年に建造されたもので、建築材としてヒノキが使われています。長期間強度を保ち続けるヒノキの特性が、このような歴史的建造物を支えているとも言えます。
資産価値の落ちない家から抜粋。
家は家族の生命と財産を守るもの
家は家族を守るもの!
安心で安全、そして健康でなければいけない。
建てた時に最大で26年後には機能してないかもしれないものは不安でしかなくないですか?
この対応年数26年という数字は建築雑誌や建築の講習会等参加させてもらっても結構でてきます。
違和感ありませんか?この数字!
35年住宅ローンなのに?26年後は変わらず耐震性能ありますか?メンテナンスや保証って家を無料でなおしてもらえれると思っていませんか?これはしっかりと内容を確認しなければいけません。
このような事柄を建築会社も説明しなければいけないと思いますし、お施主様も理解した上で建築される事が必要なのではないでしょうか?26年という数字は短かすぎるんではないでしょうか?
生涯建築費を考える
安心で100年住める家づくり
...つづく