高気密高断熱について

前回断熱材についての続きで

 

前回断熱材についてで少し断熱材と窓についてお話させていただきました。

このページでは気密についても触れていきたいと思います。

担当直入に高気密高断熱って良いの?

ってテーマでお話しさせていただきたいと思います。

話が長くなりそうなので結果からお話しさせてもらうと、良い と思います。

 

一長一短がありますので何を優先するべきかというところもでてきますが、しっかりと気密をとることは換気計算をしやすくする事や、断熱性能を最大限発揮させる事、そして「結露」を抑える事につながります。

結露については自然素材、メンテナンス、換気についてで続く...。

 

私たちの家づくりの最大コンセプト「安心で百年住める家づくり」において高気密高断熱の考え方は60年100年住む家を安心で健康に過ごすための一つの材料と考えております。

 

材料選定やどういった方向で家づくりをしていくか?何を優先して、何を選択していくか?

60年100年住むとしたらどうですか?

答えは昔の建物を理解したうえで新しいものに取り組む。

浮上しては消えていくの新建材に頼る家づくりではなく根本的に大丈夫かどうか。

アスベストなんかは最近一番わかりやすい例ではないでしょうか。

自分自身は設計士でもあるので理にかなった方法、なんでかというものを自分自身で検討し、口で説明できるものしか選択しません。お客様にとって生涯で一つの建物に係るすべての業務に責任を持つことを心掛けて日々精進いたします。

 

現代において高気密高断熱やZET基準 断熱 省エネ 創エネ が当たり前の時代になってきたように感じます。

当然国が推している制度でもありますので、皆様一度は耳にしたことがあるんではないでしょうか?

現代建物寿命対応年数26年といわれるなか、高気密高断になることで結露を抑え、30年対応になったとかかれた記事を読んだことがあります。対応年数が4年延びたという事は中途半端な断熱ではなく高気密高断熱により結露が少なくなったため、腐れやシロアリ被害がのびた事とも考えられるでしょう。

 

対応年数30年?

この数字において皆様違和感ありませんか?

住宅ローン35年が多い中、5年の数字が合いません。

 

この続きは対応年数30年か60年かにて...つづく